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土曜日夜から日曜日、久しぶりに長い時間、野鯉釣りができました。HGの都市型河川はまだ周辺の木々から蝉の声が聞こえてくるものの、赤く染まりかけた蜻蛉も飛んでいて秋はもうすぐそこです。
夜はヘチを狙います。都市型河川は起伏にとんだ底形状ではありません。ポイントは橋梁や流れ込み、そしてミオスジになるのですが、ヘチも大型を狙える好ポイントになります。しかし昼間はなかなか釣れません。理由は皆様もお分かりになると思います。
昼は遠くを狙い夜は近くを狙う。
こうした格言がありますが、都市型河川はまさにその通りだと思うのです。
その夜に大失敗。潮の下げ止まり時間、現場でぐっしすり寝てしまいました。深夜1時半頃から一時間ほどでしたが、ここで狙い通り当たったようです。バイトアラームはつけてあるのですが、それにも気づきませんでした。何気に目が覚め、竿をチェックに行くと一本の竿だけ下流に向けて先が曲がっていました。ラインも下流に向けて一直線。ヤバい、来てたよ。そう思いながらリールを見ると何とラインが全て出きっているではありませんか。ひえ~っ!
慌ててラインを巻き取りにかかりました。河川敷を走りながら必死に巻きます。スプールの加減を見てポンピングを始めると獲物の手応えは既になくゴミが絡んでいる重さだけでした。空しく仕掛けを回収したのですが、トボトボ明かりのある場所に戻って針をみると、それはヘアリグに使うチヌ8号でしたが、何とポッキリ折られていました。竿受けに竿を置くと、その竿受けがグラグラになっていました。鯉のパワーを思い知らされました。逃がした獲物はデカい。ため息が出ました。夜はそのアタリ、一度のみでした。
昼間は深夜のフィーディングが効いたらしくアタリが頻繁し5本をゲット。80オーバーも1本混ざり他も全て70オーバーと上出来でしたが、やはり夜の居眠りが悔やまれてなりません。しかし野鯉ってやつは、本当に賢い魚ですねえ~・・・
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